筋トレを何年かしているのに体に変化を感じない。もしくは、これから筋トレを始めるにあたって遠回りしない方法を先に知りたい。こんな悩みはありませんか?もしかしたらあなたのその答えは、今回ご紹介する「筋トレしても身体に変化がない人の特徴」の中にあるかもしれません。
筋トレしても体が変化しない人はいる
私は四年ほどジムに通っています。ずっと同じジムに通っているので多くの顔見知りがいます。久しぶりに見て、この人でかくなったなーと思うこともあれば、全然体が変化しない人もいます。せっかく少なくない時間とお金をかけているのに、体に変化がないのはもったいないことです。
筋トレしてるのに体が変化しない人
ということで体が変化しない人を反面教師として、その人たちの特徴を挙げてみましょう。
トレーニングに集中していない
基本中の基本がなってない人達です。ジムにきても周りの人たちとずっと喋っていたり、携帯をずっと見ていたり、テレビを観たり、、、。このような状態ではトレーニングに集中できるはずがありません。トレーニングできるのは短い時間ですから、短期集中でいきましょう。
重量ばかり追い求めて、フォームが悪い
重量を追い求めるのは決して悪いことではありません。むしろ筋肉は新しい刺激を与えることで成長するので、重量をだんだんと上げていくことはいい事です。(斬新性過負荷原則)ですが、フォームが崩れるほどの重量でやるのは厳禁です。筋肉に刺激を与えられないどころか、怪我のリスクが高くなります。
トレーニング時間が長い
トレーニングを開始して70分を超えると、筋肉を分解するホルモンである「コルチゾール」が分泌されます。長時間トレーニングすることで、筋分解のホルモンから影響を受けてしまいます。集中力も低下するので、トレーニングは一時間前後に抑えましょう。
しっかり休息をとっていない
休息、特に睡眠が不足しているのも体が変化しない原因です。「寝る子は育つ」とはよく言ったもので、睡眠中に分泌される成長ホルモンが筋肉の合成と脂肪の燃焼を促進させます。特に睡眠開始から三時間の間は成長ホルモンの分泌が最も活発になるため、寝始めに起きないように工夫してみましょう。
栄養が足りていない
一生懸命トレーニングしても、筋肉の元になる栄養が不足しては筋肉がつきません。また、しっかりとカロリーを摂っていないとホルモンの材料も不足するので、代謝も上がらす、体脂肪も減りません。最低限、タンパク質、炭水化物、脂質の3大栄養素には気を配ってみましょう。
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- タンパク質 体重×2g
- 炭水化物 トレーニング後にプロテインに粉飴(マルトデキストリン)を混ぜて飲むとタンパク質の吸収が上がる
- 脂質 フィッシュオイルなどのサプリで、特にオメガ3(EPA+DHA)を1日2,000~2,500mg摂取すると、男性ホルモンの生成に役立ち、筋肥大の効率上昇が期待できます。
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ダイエットを経験したことがない
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短い時間で効率的に体を変化させるために
トレーニングをしていても、体の変化に自分で気づくのはある程度時間がかかるものです。(自分の体は毎日見ますからね)ですが、何年もトレーニングしているのに自分でも変化を感じないのであれば上記に当てはまる状態にあるかもしれません。
これから筋トレを始める人でも、今回ご紹介したことを反面教師として把握しておけば体を変えるのに遠回りしなくて済みます。ぜひ効率的に体を鍛えてください。では!