プロテインはダイエットにいい!と聞いたことはありませんか?実はそれ、完全に嘘です。ダイエット時の正しいプロテイン摂取方法を知って、「辛いだけでぜんぜん痩せない」間違ったダイエットを見直しましょう!
プロテイン×ダイエットの商品では痩せない
「プロテインダイエット」のような商品があります。一食をプロテインで置き換えることで痩せやすくなるという謳い文句です。
正直、プロテインはダイエットに向いていません。同じカロリーを摂るのであれば、確実に食事からタンパク質を摂ったほうが痩せやすいと言えます。それには大きく2つの理由があります。
理由その①食事誘発性熱産生
食事誘発性熱産生(しょくじゆうはつせいねつさんせい)とは、胃や腸で消化吸収する時に消費するカロリーです。容易に想像がつくと思うのですが、プロテインのような液体よりも、肉や魚を消化するほうがよりカロリーを消費します。ですから、ダイエット中はできる限り固形物からタンパク質を摂る事をオススメします。なお、一日に消費するカロリーに対して食事誘発性熱産生の割合は約10%と言われています。その中でもタンパク質の割合が高く、タンパク質単体で摂取した場合は、そのカロリーの30%が食事誘発性熱産生となります。ですから、高タンパクな固形物中心な食事は、ダイエットに最適というわけです。
理由その②満腹感
ダイエットの一番の問題は空腹感です。プロテインほ液体なのでさほど満腹感を感じることができません。例えば同じタンパク質30gを摂るのでも、プロテインとサラダチキンとでは、断然サラダチキンの方が満腹感を感じることが出来ます。このようにして空腹感を避け、1日全体としての摂取カロリーも抑えることが出来るのです。
筆者の実体験
三年連続で夏にダイエットを実行している筆者ですが、今年はプロテインに出来るだけ頼らないようにダイエットしました。
いつも体重の10%を落とすのを目標にしていますが、今年は本当に楽にダイエット出来ています。
- タンパク質は鶏胸肉と魚中心にする(プロテインはトレーニング後だけ)
- 食事を小分けにして、空腹状態を作らない
- 一週間体重が変らなければ、炭水化物を普段の二倍から三倍摂る(低カロリー状態が続いて、省エネモードになってる身体の代謝を上げる目的)
この三点を気をつけただけで、どんどん体重が減っていきます。
また結果はご報告します。
プロテインの代わり ダイエット中のタンパク源
ということでプロテインに変わって、ダイエット中におすすめなタンパク源をご紹介します。ポイントは、
ポイント
- 低脂質(ただし、魚類の脂質はOK)
- 高タンパク
です。
卵
鶏胸肉(皮なし)
牛赤身肉(脂肪の少ないヒレなど)
馬肉
シーフードミックス
サーモン
サバ缶
鶏胸肉の加工食品
プロテインスナック
プロテインの効果的な飲み方
ダイエット中でも、トレーニング後はプロテインを摂ったほうが良い
トレーニング後は、体が栄養を吸収しやすい状態になっています。ですので、固形物よりもプロテインでタンパク質を摂取したほうがいいです。
増量期はプロテインが筋肉量増加の強い味方に
ダイエット中とは逆に、増量中ではプロテインは強い味方になります。特に食の細い人は固形物を沢山食べるのが難しいですよね。その場合でもタンパク質は十分に摂らないと筋肉は作られません。そこで手軽に、しかもあまりお腹に溜まらないプロテインは高たんぱくな食生活を支える強い味方になってくれます。
ただ、筋肉でカラダを大きくするためには、沢山食べる(胃袋を大きくする)事が必要なのも事実。なるべく食事で栄養を摂りながら、プロテインもうまく使っていきましょう!
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