企業が欲しい人材のベースにあるものは、「メンタルの強さ、タフさ」です。どんなに優秀な人材でも、うたれ弱ければその能力を効果的に発揮することはできません。もしあなたが打たれ弱いと自己評価しているのであれば、筋トレを始めてみませんか?
就職面接はストレス耐性を見極める場でもある
面接では面接官の質問に的確に答えてコミュニケーション能力の高さをアピールすることが必要です。もちろんその企業について調べる、業界についての知識があること、これまでの経験が仕事でで活かせることを分かってもらう必要があります。もうひとつ、面接官があなたについてどうしても知りたい事があります。それは、あなたがストレス耐性がある人間なのかどうか。
面接でなぜストレス耐性を測るのか?
日本ではうつ病患者が300万人を超えると言われています。3大生活習慣病より多い。どこの会社も少なからずうつ病の休職者を抱えていて、正直頭の痛い存在。会社にとってみれば、採用面接の際にその人がストレスに強い人なのかどうかは必ず確認しておかならければならないのです。
上司が少し怒っただけで次の日から会社に来なくなってしまう人もいますが、もしそうなった場合には上司の評価が下がってしまいます。面接官は上司の立場から、応募者がストレスに強いかどうかを見ているのです。
社会で潰れない為のストレス耐性と自己効力感
会社だけではなく、社会に出ていく上でストレス耐性は本当に重要な要素と位置づけられています。それに加えて「自己効力感」を持つことで仕事においてポジティブに物事を捉えられるようになります。
自己効力感とは、「自分はやれば出来る!」と思える感情です。この感情がないと、会社で仕事をしていく上でも、トータルの人生においてもネガティブな結果を生みます。「どうせ自分は失敗する」このような感情に操られてしまい新たな挑戦にブレーキをかけると言われています。結果として、「物事をネガティブに捉え→行動力が無くなり→仕事ができない人間になる」という負のスパイラルにハマっていきます。
メンタリストのdaigoさんのYouTubeでも自己効力感の重要性を説明されています(7:50あたり)。ここではテーマがいじめですが、自己効力感の重要性はあらゆる場面で発揮されます。
小さな成功体験を積むことで、自己効力感を高める事が出来ると説いていますね。
ストレス耐性と自己効力感は筋トレで高められる
ということでやっと結論。このストレス耐性と自分効力感は筋トレで高めることが出来ます。
うつ病の患者を対象としたこちらの研究でも証明されている通り、筋トレはメンタルヘルスに好影響を与えることが科学的に立証されています。この研究ではストレッチだけでもある一定の効果があったとされていますが、個人的には筋トレをおすすめしたいです。
それは、筋トレが自己効力感を高めるから。筋トレは正しくやれば必ず結果が伴い、体が変わります。まさに「やれば出来る」を体現できる。誰でも自己効力感を高めることが出来る「世の中にある数少ないツール」です。
さらに、体を鍛えれば、面接の際に打たれ強いイメージを面接官に訴えかけることができます。人は話の内容よりも、視覚からの情報や相手の話し方、振る舞いで評価を下しやすい生き物です。もしあなたがこの先面接を控えているのでしたら、筋トレに励んでみてはいかがでしょうか。
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